アロマバスとは、好きな香りでリラックスしたい疲れを癒したいなどの目的で、好きなエッセンシャルオイル(精油)を選んでお風呂で楽しむことです。
自然の香りやいろいろな効能でいつのもバスタイムを、もっとグレードアップにしてくれます。
アロマバスは簡単に作ることができますのでご紹介していきますね。
アロマバスで使うエッセンシャルオイル(精油)は植物の成分が濃縮された液体です。
お肌に使う場合に原液のまま使ってしまうと刺激が強かったり、赤くなったり、ピリピリと感じたりするものもあります。敏感肌の人は少量から試してくださいね。
またエッセンシャルオイル(精油)の特徴は、親油性は高いのですが親水性はありません。(お水には溶けない)
fa-angle-double-downエッセンシャルオイル(精油)の特徴的な性質はこちらで紹介しています。
この記事でご紹介していること・・・
- 沐浴法とは
- アロマバスソルトの作り方
- アロマバスオイルの作り方
- エッセンシャルオイル(精油)の注意点
- アロママッサージとは
- 芳香浴とは
- おすすめのアロマブランド
● このページのもくじ ●
沐浴法
準備するもの
- エッセンシャルオイル(精油):1滴~5滴
- 無水エタノール:5㎖
- 混ぜる容器と棒
全身浴
無水エタノールに精油(1~5滴)を混ぜたら、浴槽のお湯(38℃~40℃)に加えてよく混ぜるだけです。
肩までゆっくりとつかるようにリラックスします。副交感神経が優位になりリラックスすることができます。
半身浴
無水エタノールに精油(1~3滴)に混ぜたら、浴槽のぬるめのお湯に加えてよくかき混ぜます。みぞおちまでゆっくりとつかりましょう。肩が冷えるときはタオルなどをかけて保温してください。
フットバス
洗面器に足首までつかる程度の熱めのお湯に、無水エタノールに精油(1~3滴)を混ぜて入れます。
イスに座った状態で足湯をすると、全身の血行を促す効果になります。足が疲れた時、風邪気味でお風呂に入れないとき、冷え性の方、足のむくみ解消におすすめです。
下半身をバスタオルなどで包んでおくと温め効果がUPします。
ハンドバス
洗面器に少し熱めのお湯を準備します。無水エタノールに精油(1~3滴を混ぜて入れます。
両手首を5~10分つかると上半身が温まってきます。お湯がぬるくなってきたらポットのお湯を足しながら温まってくだい。
沐浴法におすすめのエッセンシャルオイル(精油)
リラックスしたいとき | fa-caret-rightラベンダー カモミール オレンジスイート マージョラム クラリセージ シダーウッド ひのき |
リフレッシュしたいとき | fa-caret-rightジュニパーベリー ローズマリー ペパーミント fa-caret-rightゼラニウム |
アロマバス
リラックスしたい、疲れをとりたい、癒されたいなどの毎日いろいろあります。アロマバスは、いろいろな目的に合わせたエッセンシャルオイル(精油)を選んで楽しむことができます。
ここでは、基剤として
- バスソルト
- 重曹
- バスオイル
を使ったアロマバスをご紹介しています。
バスソルトを使って
- ミネラル成分がお肌にどんどん吸収して、すべすべに整えてくれます。
- ミネラル成分は保温効果を高めてくれるので、もちもちのお肌になり乾燥も防いでくれます。
- ミネラル成分で発汗作用を高め体温上昇に効果的です。温活習慣で、冷え性改善で新陳代謝はUPして太りにくいカラダ作りになります。
- 温浴効果と発汗作用の相乗効果で、老廃物をデトックスしてくれます。お肌の肌荒れ改善にも期待ができます。
アロマバスソルトの作り方
準備するもの
- エッセンシャルオイル(精油):1滴~5滴
- 天然塩もしくはエプソムソルト
- 無水エタノール:5㎖
- 混ぜる容器と棒
作り方
無水エタノールとエッセンシャルオイル(精油)を混ぜた精油をバスソルトと容器でよく混ぜ合わせます。
必要に応じでバスソルトとエッセンシャルオイル(精油)の量を調整しましょう。
★バスソルトを使った入浴剤も種類が豊富にあります。
- 天然塩(塩化ナトリウム)を主成分とするもの
- エプソムソルト(硫酸マグネシウム)を主成分とするもの
fa-angle-double-downこちらもぜひチェックしてみてくださいね。
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重曹を使って
準備するもの
- エッセンシャルオイル(精油):1滴~5滴
- 無水エタノール:5㎖
- 重曹大さじ2
- 混ぜる容器と棒
作り方
無水エタノールとエッセンシャルオイル(精油)を混ぜた精油を重曹と容器でよく混ぜ合わせます。
必要に応じで重曹ととエッセンシャルオイル(精油)の量を調整しましょう。
重曹の効果
重曹は水に溶かすと弱アルカリ性を示し、酸を中和する働きもあります。
<重曹の効果>
- 皮脂汚れやたんぱく質を分解して、毛穴に詰まった皮脂や古い角質を落としてくれる美肌効果に導きます。
- 汗のニオイや体臭予防対策として、体臭の原因菌の繁殖を防いで消臭してくれます。
関連PAGEfa-arrow-circle-right重曹入浴剤の効果でツルツルきれいなお肌になる!
バスオイルを作る(乳化剤)
バスオイルの効果
- ゆっくりとつかるだけでお肌に馴染んで保湿効果
- リラクゼーション
- エッセンシャルオイル(精油)の効果
準備するもの
- エッセンシャルオイル(精油):1滴
- バスオイル(乳化剤):5㎖
- 混ぜる容器と棒
バスオイルの作り方
<おすすめのケンソー・バスオイル>
注意すること
エッセンシャルオイル(精油)の量に注意する
アロマバスでエッセンシャルオイル(精油)を使う場合には、使用する量に注意する必要があります。
お湯に入れるエッセンシャルオイル(精油)は、多くても5滴までとした方がいいです。入れすぎてしまうとお肌の刺激となって赤くなったりヒリヒリとしたりすることがありますので注意して使ってください。
3歳未満の乳幼児や妊産婦の方は使用しない
お肌が弱い乳幼児はアロマバスを使わないようにした方がいいです。また3歳以上のお子様の時も、様子を見ながらエッセンシャルオイル(精油)の量に注意してください。
妊産婦の方は体調に考慮して芳香浴等で楽しんでくださいね。
基剤を使う
お肌の弱い方や敏感な方は、少量のエッセンシャルオイル(精油)でも刺激に感じる場合があります。
アロマバスを楽しむ場合は、基剤として(無水エタノール・バスソルト・重曹・乳化剤など)にエッセンシャルオイル(精油)を溶かしてから楽しむことがいいですね。
アロママッサージ
植物性のキャリアオイルにエッセンシャルオイル(精油)を加えるアロママッサージ。
身体の気になる部分の引き締めや、好きな香りによるリラクジェーションもあって、いろいろな効果が期待できます。
アロママッサージは、身体が温まってオイルの浸透が良くなっている入浴後にするのがおすすめです。
マッサージオイルを手のひらに少しずつのせて温めて身体につけて、優しくマッサージしてください。マッサージが終わった後は洗い流さないで、しばらくリラックス感覚を楽しみましょう。最後に余分なオイルのみをふき取ってくださいね。
マッサージオイルの作り方
マッサージオイルをエッセンシャルオイル(精油)を加える場合は、濃度が全体の1%以下になるようにキャリアオイルとブレンドします。
*敏感肌や初めての方は、濃度が0.5%以下になるように希釈してください。
キャリアオイル(10ml)×1%=エッセンシャルオイル(0.1ml=2滴)
エッセンシャルオイル(精油)の1滴は約0.05ml
一般的にアロママッサージに使うキャリアオイル
- スイートアーモンド
- グレープシード
- ホホバ
- アプリコットカーネル
目的に合ったエッセンシャルオイル(精油)を選ぶ
フェイシャルケア | <敏感肌>
カモミールローマン fa-caret-rightネロリ fa-caret-rightラベンダー・フランキンセンス・メリッサ・サンダルウッド <乾燥・老化肌> パルマローザ・ローズウッド・カモミールローマンfa-caret-rightラベンダー・フランキンセンス fa-caret-rightゼラニウム fa-caret-rightイランイラン・ローズ・ジャスミン <脂性・混合肌> ゼラニウム fa-caret-rightラベンダー・プチグレン fa-caret-rightイランイラン・ローズマリー・ジュニパーベリー・サイプレス |
リラクゼーション | fa-caret-rightゼラニウム fa-caret-rightイランイラン クラリセージ・カモミールローマン・プチグレン・ベルガモット ラベンダー |
足のむくみ・セルライト | fa-caret-rightジュニパーベリー・サイプレス fa-caret-rightゼラニウム グレープフルーツ・フェンネルスイート・レモン |
シェイプアップ | グレープフルーツ・フェンネルスイート・サイプレス・ジュニパーベリー |
手足の冷え | ローズマリー・マジョラムスイート・クラリセージ・ブラックペッパー・ラベンダー・パイン |
肩こり | ローズマリーfa-caret-rightラベンダー・マジョラムスイート・クラリセージ |
食欲不振 | ベルガモット・オレンジスイート・レモン・マンダリン・パルマローザ・レモングラス・ブラックペッパー |
関節・筋肉のトラブル | ローズマリー・マジョラムスイートfa-caret-rightラベンダー・ユーカリ・カユプテ・クラリセージ・ブラックペッパー・レモングラス |
その他のアロマの使い方
芳香浴として
ハンカチやティッシュなど身近なものを使って
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ハンカチやティッシュなどに精油を落として楽しみます。デスクの上や枕元に置いたり、バックの中に入れたりして香りを楽しみます。
*精油によってはシミになるものもありますので、隅っこで試してください。 |
お湯に垂らして
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お湯を入れたコップにエッセンシャルオイル(精油)を数滴落としてあげるだけで、アロマの香りが広がります。
場所を問わず置くことができるので、テーブルの端っこやちょっとした空間にいいですね。 |
アロマディフューザー(芳香拡散器)を使って
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お水に入れるタンクにエッセンシャルオイル(精油)を1~5滴ほど入れてスイッチを入れると、アロマディフィーザーからミストが噴出して香りが広がっていきます。
熱を加えることがないため、エッセンシャルオイル(精油)の芳香成分が壊れにくく香りを楽しむことができます。 |
エッセンシャルオイル(精油)を購入するときに注意すること
購入前のポイント
- 100%天然成分で作られたエッセンシャルオイル(精油)を選ぶ
- 成分の明記がなく困ったときは、精油(エッセンシャルオイル)と明記されているかを確認する
- 精油は光や熱によって成分変化してまうため、遮光ビンに入ったものを選ぶ
開封後のポイント
- 使用期限を1年を目安に使い切る(柑橘系は3~6ヵ月)
- フタはしっかりと閉め、立てて保管する
- 直射日光や紫外線の当たらない場所で保管する
- 高温を避けた場所で保管する
- お肌トラブルになるため、原液は直接お肌につけてないように注意する
- 光毒性のある(グレープフルーツ・ベルガモット・レモンなど)を含む精油は日中の使用は避ける
おすすめのアロマブランドは?

初心者も始めやすいサイズは 3mLから1,000mLまで幅広いラインナップ

ハーブの専門店のエッセンシャルオイル(精油)へのこだわり

- 植物の花、葉、果皮、実、茎、根、種、樹皮などのエキスから抽出した天然100%の精油のみを使用
- エッセンシャルオイルのラインナップのほとんどがオーガニック認証(ACO・USDA)を取得
- 自然の香りがチカラ強い
- 豊富なエッセンシャルオイルがそろっている(57種類)
<オンラインショップ>
アロマテラピー・アロマセラピーは、医療ではありません。
病気やケガで治療中(投薬中)の方や持病のある方は、担当医師に相談の上、医師の指示に従ってください。
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充分、気をつけて楽しいアロマのある暮らしを楽しんでください。
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